綿が糸になるまで of 育児工房

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綿が糸になるまで

綿花について

9533062.jpg綿花の栽培には大変な手間と時間がかかるため、日本国内では商業ベースの生産はされていないとされています。
そのため現在、綿花はほとんどの量が海外からの輸入に頼っています。
産地は中国・インド・トルコ・エジプト・アメリカなど世界中の様々な国で栽培されています。




綿から糸に

育児工房の製品を生産するにあたってお世話になっている大正紡績さんに見学に行き、いろいろ教えていただきました。

IMAG0045.JPGご案内と色々教えていただいた取締役製造部長の多胡勉さん収穫された綿花は大きなかたまりでひとくくりにされ、倉庫に入ります。大正紡績さんでは会社敷地内にあるこの倉庫以外にも綿花を保管している大きな倉庫があり、いろいろな品種の綿を様々な地域から輸入されています。
 綿には産地や品種によって様々な特徴があり、製品の用途に応じて、それぞれの特徴を生かしたブレンドを行ないます。ちなみに多くを輸入しているインド産の場合しなやかで光沢感があるそうです。



IMAG0057.JPG混打綿機綿花は『混打綿』工程でブレンドと綿打ちが行なわれ、中に混ざっている綿以外の部分を取り除いていきます。納入された状態の綿には葉ゴミや種などが混じっています。


梳綿(そめん)機.jpg梳綿(りゅうめん)機続いて『梳綿』工程で繊維を薄く均一にならします。ここでも繊維の中に入っているゴミやチリなどが除去されます。


練条機.jpg練条機カーディング.jpgそして、6~8本を重ね合わせて引き伸ばす『練条』を行ない、ロープ状の『スライバー』にします。


粗紡機1.jpg粗紡機粗紡機2.jpg粗紡機アップいよいよ糸に近づいてきます。こちらは粗紡機という機械で、スライバーを引き伸ばして粗糸にします。


IMAG0067.JPG粗糸


精紡機.jpg精紡機粗紡機でできた粗糸をさらに引き伸ばして撚りをかけた上で糸になります。その後巻き上げられた糸は箱詰めされ、検査を受けて出荷されます。




綿花から糸になるまでの間にこのようなたくさんの工程を経てきています。大正紡績さんでは綿以外にも様々な原料を使って色々な糸を生産されています。

大正紡績さんにて

日本製の綿花

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こちらは大正紡績さんの近くの岸和田市で栽培されている綿だそうです。少ないながらも鳥取県や奈良県などで栽培が行なわれています。駐車場のガレージ内に干してあり、帰りに1ついただきました。

自動化が進んでいます

精紡機.jpg

また各工程でかなり自動化が進んでおり、工場内を行き来する方は少ないようでした。工場内の機械の中には「これ1台で家が建つくらい(笑)」というすごいものも多くあるそうです。

日本の方だけで行なっているそうです

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繊維産業の世界では海外の方のいる会社も珍しくはなくなりましたが、大正紡績さんにみえるおよそ100人の社員の皆さんはすべて日本人とのことでした。ご挨拶すると丁寧に返していただけて何だか少しほっとする雰囲気でした。帰りの時も車に乗ってふと見てみたら建物内の事務所の皆さんが立ち上がって見送っていただいていました。おもてなしの心が製品作りにつながっているようで暖かさを感じました。

大正紡績の多胡さんそして皆様、お忙しい中丁寧に教えていただきありがとうございました。