育児工房製品の特徴
育児工房では製品に採用する多くの素材を別注生産で確保しています。それにより様々な特徴を実現しています。

■製品本体の重量
例えば育児工房の多くのウェアに採用されている吊天竺は、ベビー服で一般的に使用されているフライスやスムスといった素材に比べてシンプルな構造をしています。そのため生地の同じ面積で使用する糸の量が少なくなるというメリットがあり、製品そのものが軽くできるという特徴があります。アイテムにもよりますが、競合他社の製品に比べて20~30%軽くなるケースも出ています。それにより以下のような利点があります。

●お洗濯の乾燥が早い

利用いただいている複数のお客様より、育児工房の吊天竺は乾くのが早いというお声をいただいています、使用している綿花の量が少ないことで中に入る水分が減り、結果的に乾燥までの時間が早くなるのではないかと考えられます。赤ちゃんのウェアは清潔なものを着せていただくために着替えが多くなるためお洗濯も多くなりますので、ママにとっても大きなプラスです。
●赤ちゃんの負担
重量そのものの違いは10~30gとわずかですが、赤ちゃんは体が大人に比べて小さいので、相対的に大きな違いに感じると考えられます。体重で見ますと生まれたばかりの赤ちゃんは3kg程度と大人の約20分の1以下ですので、大人にとってのわずかな違いを10~20倍程度に受け止めていると私たちは考えています。「赤ちゃんの1gは大人の20g」として、製品の細かい部分をチェックして無駄を取り除く製品づくりを行っています。
■肌着一枚で過ごすことを目指した設計とデザイン
育児工房では赤ちゃんが着る枚数は少ない方がいいという考えで製品を設計・デザインしています。気密性が高まりエアコンが普及した現代の住宅の室内は快適な環境が維持されていることが多く、むしろ重ね着をすることにより動きにくかったり汗を放出しにくいといった様々なマイナス面が上回ると考えています。
●中肌着(ちゅうはだぎ)
短肌着でもなく長肌着でもないアイテムである中肌着は育児工房が開発したオリジナルアイテム。短肌着の丈を約8cm長くすることでお尻の捲れ上がりを防ぎ、前の留め部分を2か所に増やすことでおなかの部分がはだけにくく改良しています。
また「一枚で過ごす」ことを基本にしているので、開発当初からプリントやカラーの採用に積極的に取り組んできました。ウェアとしての『楽しさ』を追加するとともに、毎日の子育てが単調になりがちなママに『変化を感じていただく』ことを提案しています。

■国内の専門工場で生産する高い品質と安心感
育児工房の製品は別注素材の生産から縫製まで国内で一貫して行っておいます。特に厳しいとされるベビー服の国内基準をクリアすることで、使用していただく赤ちゃんへの安心感をお届けするとともに、「目で見える管理」ができる国内工場で、高い品質の維持を実現しています。
